SGオーシャンカップ 攻略ガイド
SGオーシャンカップ 攻略ガイド
日本最大の湖・琵琶湖の南端に位置するびわこボートは、季節によって水位が変化する。ピークは4月から5月にかけての春で、もっとも低いのは12月。海水のボート場で例えるなら、この大会が開催される7、8月は満潮から干潮に向かって水位が徐々に下がっていく段階だ。びわこといえば特有のうねり(通常の波よりも波長の大きい水面の揺れ)で知られるが、特に影響が大きいのが1M。春のピーク時ともなれば水面全体が大きく波打ち、スリット近辺でも艇がバウンドするシーンも見られるほどだ。ただ、今大会の夏場は春に比べると水位は大幅に低く、センターやアウト勢の出番も多少は増加する傾向にある。
それでも、かつては「インが弱いレース場」として有名だったびわこの最近1年間のイン1着率は52.9%。気温が低下してパワーが増す冬よりも夏の数字は落ちるものの、舟券作戦の軸になるのはやはりイン=1号艇で仕方なしか。とはいえ、夢を追う穴党にも希望は残されている。新燃料(E30ガソリン)の導入後は伸び仕様の選手が見せ場を作る場面が増加。たとえ成績が伴わずともうねりの中でパワーが光る選手を見つけたなら、最後まで追いかけ続ける価値は十分あるはずだ。
ボートレースびわこコース別成績表
集計期間: 2025年 6月15日~2026年 6月14日
| コース | 1着率 | 2着率 | 3着率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 52.9% | 18.6% | 8.5% |
| 2 | 13.6% | 24.7% | 18.4% |
| 3 | 14.2% | 21.5% | 19.3% |
| 4 | 10.7% | 16.8% | 20.1% |
| 5 | 6.7% | 12.1% | 18.6% |
| 6 | 1.8% | 6.3% | 15.3% |
びわこのSG開催は、烏野賢太が優勝を飾った2003年11月の「第6回チャレンジカップ」以来、実に23年ぶり。前年度優勝者の西山貴浩、前年のグランプリ優出者、過去1年(昨年5月から今年4月)のG1、G2の優勝戦に進出した選手の得点上位者が覇を競う。得点上位のドリーム組は①池田浩二、②茅原悠紀、③松井繁、④定松勇樹、⑤峰竜太、⑥白井英治の6人。
絶好枠を手にした池田は22年連続でオーシャンカップ出場中。長年、特別戦で活躍している証左だ。SGは11Vを飾っているものの、オーシャンCはまだ勝っておらず何としても結果を出したいところ。
ボートレースびわこ通算勝率ランキング
TOP10
2026年6月21日時点
| 順位 | 登番 | 選手 | 支部 | 現級 | 勝率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 4980 | 佐々木完太 | 山口 | A1 | 8.18 |
| 2 | 3415 | 松井 繁 | 大阪 | A1 | 7.77 |
| 3 | 4320 | 峰 竜太 | 佐賀 | A1 | 7.76 |
| 4 | 4205 | 山口 剛 | 広島 | A1 | 7.62 |
| 5 | 3783 | 瓜生 正義 | 福岡 | A1 | 7.54 |
| 6 | 3941 | 池田 浩二 | 愛知 | A1 | 7.49 |
| 7 | 3960 | 菊地 孝平 | 静岡 | A1 | 7.44 |
| 8 | 4604 | 岩瀬 裕亮 | 愛知 | A1 | 7.41 |
| 9 | 3897 | 白井 英治 | 山口 | A1 | 7.36 |
| 10 | 4075 | 中野 次郎 | 東京 | A1 | 7.22 |
びわこ勝率で〝トップ3〟に入るのが、7.77の松井と7.76の峰。松井は当地G1を6Vと断トツの実績を誇る。今年は4月に地元・住之江でG1を優勝するなどリズム良好なだけに〝ドル箱水面〟で自身が持つ大会最多V記録(4V)を更新する可能性は十分だ。
ドリーム組以外ならやはり地元勢に注目したい。エースの馬場貴也、女子初のSG覇者・遠藤エミ、そして5月の浜名湖オールスターでSG覇者の仲間入りを果たした丸野一樹。馬場と丸野はすでに当地新モーターを経験済み。特に馬場は自身初の完全Vを飾った4月戦とGWシリーズで2節走っており、難しくなった新燃料の調整面でアドバンテージがありそうだ。他にも当地G2で2連続優出中(V、2着)の岩瀬裕亮や一般戦ながら当地2連続V中の吉田裕平も伏兵として名前を挙げたい。
びわこのモーター更新について、新燃料が導入された昨年は5月であったが、今年は4月に更新された。断然のエース機は存在せず、上位何基かがエース級グループを形成するのが新燃料導入前からのパターン。今大会が初おろしから12節目となる現行モーターもこれまでと同様の傾向となっている。エース級の筆頭格に挙がるのは18。初おろしから6節に使用して優出歴こそないものの、強力な伸びを中心に毎回のようにトップ級の仕上がりを見せる。課題の乗り心地さえ整うようなら、SGの舞台を席巻する可能性は極めて高いといえるはずだ。
それに次ぐのが11、12、13、41、51、57、72といったところ。11はパワフルな出足を武器にVを飾った6月戦の田中辰彦をはじめ、ここまで7節に使用して3優出。12も回転さえ整えば強力な出足、行き足が特徴だ。13は5月の秩父宮妃記念杯(G2)で中村日向が3コースからのツケマイVを果たすなど、行き足はかなりのレベル。41は5節目に使用した田中信一郎が負傷により途中帰郷も、ポテンシャルの高さに太鼓判を押した。2節目のGW戦で藤原仙二がVを飾った57も、その後はハイパワーが続いている。
今年1月と5月の当地・G2秩父宮妃記念杯の計144走の出目で一番多かったのは①②③。水面分析でも記載したが、現在のびわこはインが強い。枠なり進入と想定すれば、1号艇がインから逃げ、同じスロー艇の2号艇と3号艇が差し、まくりで2、3番手で続くケースだ。スタートがそろえばやはりスロー勢が優位となるのだろう。出現回数2位は①③④。3号艇が3コースから握って回り、4号艇が4カドから差すパターン。出現回数3位は①②⑤。同4位タイは②①③と①②⑥。ここでやっと1号艇以外が1着の出目が出てきたが、そこはびわこ特有のうねりが影響している。うねりに〝足を取られた〟イン艇に対して、2号艇が2コースから差して浮上するシーンも多い。5位タイは①②④、①⑤④、②①④の3つ。他では3号艇や5号艇がアタマの3連単も比較的多かった。気象条件やスリット隊形などでは、好配当も出現する可能性があるのもびわこと言えるだろう。ちなみに岩瀬裕亮が特別戦初Vを飾った1月の第69回秩父宮妃記念杯の優勝戦は⑤④①。4カドから坪井康晴がまくって行き、その外から岩瀬が差した。5月の第70回秩父宮妃記念杯の方は③①②。強パワーを誇った3号艇の中村日向がまくって1着を奪った。
ボートレースびわこ3連単出目ランキング
集計期間:2026/01/16~21・2026/05/26~31
※回数0は除く
| 組番 | 回数 | 占有率(%) | 組番 | 回数 | 占有率(%) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1-2-3 | 15 | 10.4 | 1-5-3 | 1 | 0.7 |
| 1-3-4 | 13 | 9.0 | 1-5-6 | 1 | 0.7 |
| 1-2-5 | 9 | 6.3 | 2-1-5 | 1 | 0.7 |
| 2-1-3 | 6 | 4.2 | 2-1-6 | 1 | 0.7 |
| 1-2-6 | 6 | 4.2 | 2-4-3 | 1 | 0.7 |
| 1-2-4 | 5 | 3.5 | 2-5-3 | 1 | 0.7 |
| 1-5-4 | 5 | 3.5 | 2-5-6 | 1 | 0.7 |
| 2-1-4 | 5 | 3.5 | 2-6-1 | 1 | 0.7 |
| 1-3-5 | 4 | 2.8 | 3-1-5 | 1 | 0.7 |
| 1-4-2 | 4 | 2.8 | 3-2-6 | 1 | 0.7 |
| 1-3-2 | 3 | 2.1 | 3-4-1 | 1 | 0.7 |
| 1-3-6 | 3 | 2.1 | 3-4-2 | 1 | 0.7 |
| 2-3-1 | 3 | 2.1 | 3-5-1 | 1 | 0.7 |
| 2-4-6 | 3 | 2.1 | 3-5-2 | 1 | 0.7 |
| 3-1-2 | 3 | 2.1 | 3-5-6 | 1 | 0.7 |
| 3-4-5 | 3 | 2.1 | 4-1-6 | 1 | 0.7 |
| 3-5-4 | 3 | 2.1 | 4-2-1 | 1 | 0.7 |
| 1-4-3 | 2 | 1.4 | 4-5-2 | 1 | 0.7 |
| 1-4-5 | 2 | 1.4 | 5-1-3 | 1 | 0.7 |
| 1-4-6 | 2 | 1.4 | 5-2-3 | 1 | 0.7 |
| 1-6-5 | 2 | 1.4 | 5-2-4 | 1 | 0.7 |
| 2-3-4 | 2 | 1.4 | 5-3-1 | 1 | 0.7 |
| 2-3-5 | 2 | 1.4 | 5-4-1 | 1 | 0.7 |
| 3-2-1 | 2 | 1.4 | 5-6-2 | 1 | 0.7 |
| 3-2-4 | 2 | 1.4 | 6-1-4 | 1 | 0.7 |
| 4-2-5 | 2 | 1.4 | 6-3-2 | 1 | 0.7 |
| 4-3-5 | 2 | 1.4 | 6-3-5 | 1 | 0.7 |
| 5-1-2 | 2 | 1.4 | 6-5-2 | 1 | 0.7 |
| 1-5-2 | 1 | 0.7 |









